【安城市】南吉映画市民プロジェクト「琥珀のような空」現代パートの撮影を担当させていただきました
新美南吉の生きたまち、安城や半田を舞台にした長編映画「琥珀のような空」。この作品の現代パートの撮影を担当させていただきました。
撮影の様子
blackmagic pocket cinema cameraの本格的な稼働となりました。半年前の発売開始当初に購入しましたが従来のビデオカメラや一眼レフとは違う不親切で癖のあるカメラでとても戸惑いました。

試行錯誤の末、数回のカメラテストを重ねなんとか実戦投入出来るようになりました。

今回の撮影では監督の要望でスライダーのカットが多用されています。通常の撮影時は電源の一括供給や音声のキャノン入力に対応するためリグにBMPCCを組み込んでいますが、スライダーのカット時はリグのままでは重たすぎるのでリグからカメラ、モニタを取り外しスライダーにセッティングしています。リグごと載せられる丈夫なスライダーが理想ですが予算が…

ビデオカメラでは避けたい窓抜けのシーンもダイナミックレンジの広いBMPCCなら外をトバさず人の顔もアンダーになることなく収録できるので小規模で照明が焚けない現場にとって心強いカメラです。
試写会に行ってきました
自分の撮影した映像が映画になり観た人に良かったよと言ってもらえると嬉しくなりますね。
個人的な映像に関しての反省点は多々ありましたが、観る人が温かい気持ちになれる映画に仕上がっていて沢山の人たちに観てもらえるといいなぁと思いました。2月22日安城、以降刈谷、半田各地で上映予定なので良かったら観てみてください。