「Inter BEE 2019」機材レポート

「Inter BEE 2019」へ行ってきました。10時から夕方までガッツリ見て回り、久し振りの方、初めましての方、たくさんの方にお会い出来て楽しかったです。

新型Videoassist

液晶の色も改善されとても綺麗です。
FS5のBRAW収録についてはSONYの対応次第だそうで、CanonとPanaはBRAW収録可能です。出荷も未定で早くて年内だそうです。
ATEM miniはあまり興味が無いのでスルー(笑)

ハンドルグリップにバッテリーが内蔵さていて、Dtap、12V、8V、USBと給電可能で便利そうな感じです。BMPCC4Kだと丁度いいサイズ感ですが現物は結構デカイです(笑)

ドイツメーカーからインスパイヤされた中華産の三脚

動きも本家に負けないどっしりとして滑らか。価格が99800円でコスパはいい感じですね。三脚は3段じゃ無いのが残念。

Libecのジンバル。
飛び抜けた機能は無いですが、お手頃感と国内メーカーのサポートが売りって感じですね。参考出品のヘッドの試作品。カウンターバランスとドラッグ調整からRS250の後継機っぽいかもですね。この色めっちゃカッコいいからこのまま出して欲しい(笑)

IDXのHDMIワイヤレス送受信機

最大3台のiPhoneで飛ばした映像の確認も出来ます。遅延も1~2フレ程度でジンバル用のモニターとしても実用に耐えられそうな感じでした。スイッチングのリターンとしても使えそう。

Rolandのスイッチャーのスマホタリー機能が実際に動いてるのを初めて見ました(笑)
殆どラグが無く、アプリでは無くブラウザーからIPアドレス入力ですぐ使えるのでとても便利です。流石、かゆいところに手が届くRoland。現場で使ってみたいです。

意外な伏兵、JVCの4Kハンドヘルドカメラ。
1インチセンサーでズームリングのフィーリングがCX350より好み(笑)
ボディは大きいですが肩に乗せると丁度いい所に液晶モニタが来るのでハンディでも持ちやすいです。
4K60PのみSSD収録でSSDカートリッジのみ販売され中身は自分で入れてねスタイルに痺れる(笑)
コネクティッド機能がプッシュされてますがカメラとしての基本操作性が良くてホールドしやすいとても出来のいいカメラでした。

スマホ用ゲージとEFマウントアダプター

ここまでする意味有るのかという感じですが最近、スマホ撮影で即SNSアップロードという案件に遭遇し、もっと寄りたいと思っていたのでとても気になりました。

テクニカルファームのオーダーで3Dプリンタでシネギアを作ってくれるサービスがお値段お手頃で良さそう。
ズームリングの径が細いCX350用にズームリングギア作って欲しい(笑)

今年はびっくりするほどの新製品は無くって感じですね。8K4Kもメーカーと現場での温度差がかなり感じられ、スマホやネットの影響でニーズが画質やスペック重視では無くなっているのかなと思いました。